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世の釣りしたいしたいパパ達へ。まだまだあきらめるなかれ。
子連れエギングの報告である。

子供も1才9ヶ月ともなるとギャーギャー騒ぐし、やたら走り回るし、かといって注意をしても聞くわけでもない。
いちばん手のかかるときではないだろうか。

ま、
そんなやんちゃな男の子と、さらに妊婦!(6ヶ月)を釣れてエギングにチャレンジしてきました。

釣果はおいといて、このメンバーで行けた!ということがこののちの釣り人生に大きく関わるであろう事が予想されるのである。もちろん良い方ね。世の中の「もう行けないや」と諦めているパパ達へ。そして家族サービスの内容が「釣り」しか思い当たらないパパ達への指標となれば幸いである。

Nov一家は、一路三崎へ。これ、午後7時頃のことである。
晩飯に選んだ店はガスト。安くていいですね。しかも騒がしい。これは子連れで入店するには大切なことである。我が子の騒がしさよりも店の方が騒がしいことが絶対条件となる。さらにベビーチェア標準装備。これで言うことない。さらに食欲満点の我が子は1人前をぺろりと食べるので、1品あたりが安い店なら助かるなぁ。って事。

午後8時頃店を出る。我が子はお腹いっぱい。チャイルドシートの揺れにあわせて最近覚えたエービーシーの唄など口ずさむうちにうつらうつらし始める。この辺の満腹具合と時間配分がこののちの釣りに大きく作用するのは言うまでもない。いわゆる「寝かせてしまえ」である。

午後9時、現場到着。車のそばから片時も離れることのない釣り場選び。車の横で釣りができることが好ましい。言い換えれば車から離れてはいけないのであるから、おのずとポイントは絞られる。そりゃ※※とか××とかに入りたいけれど、そのへんはまた今度!ということにして、今日はファミリーフィッシングに徹する。

最初は向ヶ崎へ。
三崎港のメジャーポイントである。
実績もある。
明かりもある。
車もそばに停められる。

現場に到着したときには、チャイルドシートで子供はすやすや寝ている。
これを狙って時間配分をしていたのだ。
思う存分夫婦で釣りができる。
といっても妻は妊婦。完全な防寒対策を施す。汗排出型のスーパーインナーを装着させ、綿、ウール、アウターの順番で重ね着をさせる。そして一番外側には我が輩が愛用している釣り用の防寒着、大盛中綿+透湿防水の新型アウターをだぶだぶながら着せてあげる。末端冷え性対策のつま先ホッカイロも忘れない。

そして、子。
車内をオートヒーターで快適な温度に保ちつつ、室内灯もつけて外から車内の様子がよく見えるようにしておく。9時を過ぎて起きることはまずないけれど、万が一起きても大股3歩で「よしよし」だから、これでまったく心配はない。そしてエギングスタート。

しゃくり、ズル引き等々いろいろな釣り方を丁寧にレクチャーし、夫婦、日頃の無し会話を埋めるかのように車に寄っかかってベチャクチャしゃべりながらのエギング。着底を待つあいだも苦にならない。そのむしろ未必の故意メソッド(東京湾奥シーバス情報のエリア参照)が効いたのか、Nov、タコget。これはズル引きにつきものの獲物ですね。何にも釣れないよりは遙かにいいだから、妻にも勧める。

「ゆーっくりゆっくり引いてくると、底のごつごつが伝わってくるでしょ」
「あるとき、ぐぅーっと重たくなったら、大きく竿をアオってごらん」
「それでも重たかったら、糸を緩めずに巻いてくるんだよ。」

これでタコは簡単にGetできる。
そしてけっこうこのタコおいしかったりするので、いつしかタコ専門にズルズルズルズル。そして次々とNovがタコをHit。だが、扱いの荒さに抜き上げバラシが頻発する。そのうち要領を覚えた妻もタコを次々とHitさせる。


餌木:キーストン モンローエギ

ここでNov的優しさをご披露。

  • ディレクターチェアーに座らせてあげよう。
  • 遠くまでキャストしてあげよう。
  • 膝の上に毛布を掛けてあげよぅ。
  • 温かいコーヒーを湧かしてあげよう。

夜も更け、日付が変わってしばらく立った頃、
いままでにない強さの「ぎゅいんぎゅいん」が妻の竿に襲いかかった。

「すっごい重いよ!」
「一回のギュインギュインが大きいよ!」
「あああ、巻けないよ!」

むしろNovの方が興奮している。

「それは、イカだ!おまえの大好物のアオリイカだ!」
「ゆっくりだぞ、ゆっくり」
「ぜったいバラすなよ!!!」
「いいか、アミ取ってくるからな、落ち着いて、な。」


・・・



わんぱく坊主やわんぱく娘がいてエギングをあきらめていたアナタ。
こんな方法でイカを追いかけてみれば?
今回は2カ所をランガン。
風のない比較的暖かい日を選び、車がすぐそばに停められるポイントを選ぶ。
シーバスと違って、1カ所にどっしりと腰を落ち着けて釣りができるからこんな事ができるのです。

もしも奥様が同行に興味を示さない場合は、
まず、3日寝かせたネットリアオリイカを食べさせてあげてあげましょう。
その最高の美味さを知らしめてから誘い出すのがいいかもよ。
味はともかく、その釣りにもすっかり夢中になった妻からの提案は、

「伊豆半島イカ釣り1周の旅」でした。

これは楽しそうだ。

Nov

 




 
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