夜も更け、日付が変わってしばらく立った頃、
いままでにない強さの「ぎゅいんぎゅいん」が妻の竿に襲いかかった。
「すっごい重いよ!」
「一回のギュインギュインが大きいよ!」
「あああ、巻けないよ!」
むしろNovの方が興奮している。
「それは、イカだ!おまえの大好物のアオリイカだ!」
「ゆっくりだぞ、ゆっくり」
「ぜったいバラすなよ!!!」
「いいか、アミ取ってくるからな、落ち着いて、な。」
・・・
わんぱく坊主やわんぱく娘がいてエギングをあきらめていたアナタ。
こんな方法でイカを追いかけてみれば?
今回は2カ所をランガン。
風のない比較的暖かい日を選び、車がすぐそばに停められるポイントを選ぶ。
シーバスと違って、1カ所にどっしりと腰を落ち着けて釣りができるからこんな事ができるのです。
もしも奥様が同行に興味を示さない場合は、
まず、3日寝かせたネットリアオリイカを食べさせてあげてあげましょう。
その最高の美味さを知らしめてから誘い出すのがいいかもよ。
味はともかく、その釣りにもすっかり夢中になった妻からの提案は、
「伊豆半島イカ釣り1周の旅」でした。
これは楽しそうだ。
Nov