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アオリイカ&スミイカ釣りに行ってきた




今年はスミイカが釣れているという。

先月なんて船中7人で230パイなんてこともあったそうで、
もうみんな釣り尽くしてしまって過去形なのかもしれないけれど、
まだまだ1人でツ抜けなんてちょろいちょろいって状態らしい。

「ツ抜け」わかりますか?
1〜9までは「ツ」が付くでしょ。
ひと〜ツ、ふた〜ツ、みーっツって。
10からは「ツ」が付きませんね。
だから10匹以上イけば「ツ抜け」です。

そんなツ抜け目指して行ってきましたスミイカ釣り。
って言っても1年ぶりだからどうなることやらって少し心配の釣行でした。

ボクは乗合船には乗りません。
乗りませんっていうと嫌いみたいだからしっかり弁解するけど、
怖くて乗れません。
特にスミイカなんて優越のはっきりする釣り。
同じ道具、同じテンヤに同じエサでどうしてこんなに差が付くのかね?っていうぐらい差が出る釣りだから、同じお金払って、悔しいでしょ。それに常連さん達、怖そうだし。スミでもぶっかけようもんなら何言われるかわかんないもんね。

というわけで、プレジャーボートに仲間4人で行ってきました。

ポイントは10〜20mの浅瀬。
もう乗合船はもっと深場やっているみたいだけど、
僕らはまだ浅場に残っている奴の拾い釣り。
深場より浅場の方が釣り味もおもしろいからね。

まずは古今夢中のアオリイカねらいでエギをしゃくりました。
中オモリの先にヒトヒロのリーダーを付けて、その先にエギを結びます。
次々と変化する棚を魚探のディープを参考に調整してしゃくると、アオリより先にスミイカが乗ってきました。



どうやら今年の好調はウソじゃないようです。



同船の仲間にも次々とスミイカがヒット。



そんな中、ようやく本命のアオリイカがヒット!



Hitした瞬間にアオリだと分かるほどの引き。
ギュイン、ギュインとあおってくれます。
で、あがってきたのは水抜き重量800グラムの良型でした。
この時期のアオリは寝かす必要がないほどの最高の甘さ。
あげた瞬間によだれがほとばしりました。

船中でもアオリは渋くスミばかりなので、そんじゃテンヤでしゃくりますか!と道具を交換。
各自スミイカテンヤに活しゃこを付けてのスミイカねらいにチェンジしました。

スミイカの釣りは簡単そうでとても難しい。
初めにも書いたけれど、同じ道具なのにトップとスソでは大差が付く釣り。
コツはしゃくったテンヤをゆっくり降ろすことと着底したテンヤを全く動かさないこと。
たったそれだけのことなのに、どうして大差が付くのでしょう。
最近湾奥で流行の「まくり、まくられ」は、この釣りが元祖なのかもしれないね。

黙々とテンヤをしゃくる仲間。
そして次々に訪れる乗り。
次か?次か?と思ってしゃくってると、あるときに「どん」と乗る。
この瞬間を求めて何十回も何百回もしゃくるのですね。

そうしてあるときはスッテに、


そしてある時はテンヤに乗る。



午前の部が終わって、船上ラーメン


うまいんだなぁ、これが。

昼寝を経て午後の部へ。

夕方までめいっぱい釣りして、船中それぞれツ抜け達成。そうそう、今日は嬉しい外道がありました。
スミイカのテンヤをしゃくっているとたまに乗ってくるレザージャケットかわはぎくん。
今の時期、こいつの肝にわさびとしょうゆを混ぜてトントンして刺身を喰うと、言語を絶するおいしさ!


これがキモですね。

今夜は、今時期寝かさずとも甘いアオリイカの刺身と、このかわはぎの肝和えで幸せなビールを飲みました。
仕上げはかわはぎのあらで作ったお吸い物。
これもすばらしいダシが出て、すばらしいおいしさ。
つくったスミイカも今日から毎日食べます。
小さい奴は明日。でっかい奴は3日後くらいに順番が回ってくるかな。
そのころにはあま〜いあま〜いお刺身になっているでしょう。
それでも食べ切れなさそうな分は凍らせてしまいます。
ちなみに、スミイカの刺身は冷凍保存が利きます。
解凍して食べても同じおいしさ。

釣った分が無駄にならず、最高の食材がキープできました。

おしまい。



本日の使用エギ キーストン モンローエギ 3.5号〜5号




 
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