上越のランカーシーバス 93cm

90up-tanitugi-2

10月に入り、すっかり秋めいて明け方釣り場で防寒着を着る機会が増えたこの頃。

その上、上越では雨が頻繁に降っているらしい。河川も増水、減水を繰り返している。

釣行中も雨が降ったり止んだりッて事がこのところのパターン。

いよいよ 実りの秋か~ッ!? でも寒いぃ~~ッ(笑)

現地に着き最近のヒットパターンを行使する!?
Rapala F・マグ改、ハンマーと投入し一通り攻めてみるが、魚からのコンタクトが得られない??
雰囲気はかなり良いんだけどなー(笑)

ちょっとレンジを変えてみたらどうなんだろう?

チョイスしたルアーは「ラパラ(Blue Fox)SF-130」。カラーは背中の青い「B」
リップレス系ミノーの中で、私の使用頻度が一番高いルアーだ。

1投目。リーリングを開始直後、魚とも底とも取れるような感触が手元に伝わった。ロッドの角度によっては根掛る場所だし・・・

しかし、その後ピックアップまで何事も起きないままルアーが戻ってくる・・・ 残念・・・

2投目。もう一度同じラインを通してみる。1投目にアタリらしきものを感じた辺りを通り過ぎる。

変化無し・・・

そのままリトリーブを続けると1投目よりかなり手前で、又魚とも底とも取れるような感触。一瞬 根掛り直前かッ!? そう感じた。

寝せ気味だったロッドを斜め上に根をかわす様に軽くあおる。

直後「ギュイィ~~ン!」とドラグを出される、「ヤッパ 魚だッ!」アワセてない、しかも追いアワセを入れる間も無い。
ヤバイよーッ しっかりフックングしていなかったら、勢いでフックアウトも有り得る。
ラインの滑りが良い様にロッドを寝かせ、ロッドの反発が最小限で済む位置 (だと思う 笑) をキープした。

90up-taniguti-3
流れに乗ってかなりラインを出される、止まれ~~ッ!止まってくれ~~ッ!(汗)。何とかバレずに魚が止まった。
と思ったら、今度は動かなくなったように錯覚。またまたヤバイよーッ 障害物に引っかかっちまったかーッ??(冷汗)

「ラインテンションは絶対に緩めないッスよーッ!、同じ諦めるんでもそうは簡単に諦めないッスよーッ!」ってロッドでためてこらえていると・・・

ラッキーな事に!?、魚が左に動き出した。錯覚!?で良かった(笑)。「間違いなく良いサイズだな」慎重に、慎重に・・・
「あの突っ込み+流れに乗った」を回避できたんだ、フッキングは大丈夫だろう。時間を掛ければ絶対捕れる (はず 笑)。

だけど、フックを#6番にしてあるからチョット弱気で若干ドラグを緩める(笑)。

じわじわと寄せに入る。右に左に魚が向きを変えながら寄りだした。Junping Jack(笑)は一切しない。
ランディングポイントを見定め、後ずさりしていると、一瞬テンションが緩んだ。

「ヤバッ! バレちゃッたかーッ!?」

軽くなったリールのハンドルを一気に回転させる、魚がこちらを向いて泳いでいたんだ(大汗)。

「フゥ~~ッ」はらはらさせてくれるよー 全くぅ~(笑)。

90up-tanitugi-5
さすがに魚も疲れたらしくスムーズにランディング成功!! 綺麗な魚体だ。

ファイト時間が長かった事から蘇生に不安を感じ、即行ストリンガーに掛け、出来るだけ水から出さずに、急いで、その後の準備。

この時点で、ストリンガーを振り払って自ら泳ぎ出そうとしている。一安心、これならリリースは大丈夫だろう。

手早くTag打ち、計測、記念撮影を済ませる。全長93cm、5.55kg。

心配していた蘇生、リリースも手間取る事無く、短時間で自ら泳ぎだし、深みに消えていくのを見送った。

めでたし めでたし。「ありがとうなー 又遊んでくれ~~ いや下さい」


90up-taniguti-6
その後、70cmを一尾追加キャッチ、この魚は尾びれの下半分が何かで切られたように一直線に切れていて痛々しかったのが印象に残った。

(ちなみに93cmのTag No.は「JGS-104173」です。御覧の近隣フィールドの皆さん 再捕獲(再捕)の際は JGFA まで連絡お願い致します。

JGFAサイトのhttp://www.jgfa.or.jp/tr/entry/index.html  こちらのページからも 再捕報告できます 記念品が出ますので よろしくお願いします。)

※taniguti・・・新潟県上越エリアを釣り歩くさすらいのアングラー。自信のホームページJumping Jackで釣果情報を発信中。