2004・03・27
この日は、連日ランカー鱸が捕獲されている静岡市内の某埠頭に釣行してみた。
いつもと同じメンバーが同じ場所で竿を振っていた。
キャストを、開始して一時間ほどした頃ようやく潮目が岸壁附近まで寄ってきた。
それをきっかけに、埠頭内はシーバスラッシュ！！先端附近で釣っていた人は88cmをゲット。
自分にも56cm、同行者も70cmの鱸をゲットすることに成功！！
久しぶりに、数釣が出来たのだが自分が今狙っているサイズではないって事でポイント移動することにした。
移動先の現場は、通い詰めた得意のドブ河に決定！！
いつもと変わらぬドブ河でドラマが起ころうとはこの時はまだ知る由もなかった訳で・・・
潮は上げきり寸前で微妙・・・しかしベイトの塊は護岸沿いに寄っている状況
いつもと同じスタイルで下流に向けて足を運ばせながらキャストを繰り返していく
しかし魚からの反応を何も感じることが出来ない・・・
そうこうしていると、最近連続で鱸をキャッチしている現場に到着していた。
前回の時と同じような河の流れ具合、ベイトの着き具合を見てこれは鱸が居ると確信してキャスト！！
一投目は無事ルアー回収、二投目も無事ルアー回収、三投目は岸際にタイトにルアーを着水させる
今度は、少し早めにリトリーブする事にした。ベイトの塊を通過しそうな頃
「前回の時は、ここで竿を立てたら釣れたな～」なんて思い出して竿を立てた瞬間にルアーが止まった・・・
すると間髪入れずに、超デカイ頭が水面を割って出てきた！！
そして見たこと無いような豪快なエラアライが目の前で起こった。
それは、今まで体験したことの無い強烈な引きと、重量感でした。
ドラグは止まらないわ、竿は思いっきりブン曲がってるし、何より近くにサポートしてくれる人が居ない・・・
寄せては走られを、何度か繰り返した後にようやくランディングまでこぎつけたが
最初のランディングは失敗・・・（タモに入らな～い）
次のチャンスの時は、思い切ってハンドランディングで挑戦！！
鱸が、浮いてきた所を狙って力いっぱい下顎を掴んだ。ランディング成功である・・・
自分でもビックリするほど、冷静にファイトできた事に少し驚いたが
岸にズリ上げた魚体を見て、さらにビックリ今まで見て来たそれとは明らかに違うオーラを出した鱸が横たわっていた。
興奮する気持を抑えて、上流部でキャストしている「こおじ」の所まで行き、写真撮影する事になったのだが
手が震えてしまい上手くポーズがとれない
何とか撮影を済ませて計測してみると目標にしていた90UP（92cm）のランカー鱸でした。
手にした感想は、重いが第一印象でした。
後は、超大きな口と、今まで触ったことの無い肉厚な口に驚きました！！
無事にリリースも成功してホット一安心
自身初のランカー鱸が80UPを飛び越えて90UPになろうとは、自分でビックリでした。
最後に一言！！この鱸に出会い感動できたのも
疑似餌釣りを教えてくれた「キング」、ポイントを探してくれた「山さん」、
いつも一緒に釣行してくれた「とも君」、撮影に協力してくれた「こおじ」など
静岡疑似餌特殊部隊のメンバーの力があっての物だと感謝してます。
これからも、仲間達と良い釣りが出来るようがんばって行きます。
あお汁･･･静岡のアングラー。
静岡疑似餌特殊部隊を束ねる。ホームページでは静岡エリアの釣行レポートを発信中。
