2週間ぶりのシーバスをする事になった
実は久々に今年最後の月刊誌Saltyの『夕マヅメグランプリ』に出場する為に・・・(爆)
仕事や所用の為に集まったのはPM5時前後
残る時間は2時間チョイ程度だった…
どっちにしても瀬戸内はハッキリしていて2時間有れば逆流により、遡上してくるシーバスが条件反射で喰ってくる事が明確だ!
読みと運にもよるが、2時間で5時間分の収穫も可能なのが瀬戸内♪
この時期に狙うのはスポーニング≪抱卵状態≫なサイズ一点張り
数釣りなんてどうでも良い…
一発が、、、一発が欲しかった!
第一検問所に仲間のワクチン、少し離れて第二検問に私、数メートル上流に第三検問のH氏と要所を突破されないように各陣を固めた
誰にもバイトしないまま1時間が経過した時、グース125Fを取り出した
集中力はそれなりに有ったのだろうか、何も考えずに機械的にキャストする
かなり遠投してゆっくり巻いていたら、手前4~5mの所にルアーが見えた時に水面が盛り上がりながら追い掛けて来た魚体が見えた
その瞬間だった…
“ドッバーン!!!”
強烈な水柱が飛び散った
まるで、自分の頭の中に『一枚の絵』が今でもそのままで残るような瞬間だった
そのド迫力の音が水柱とセットになったヒットシーン…
あまりの迫力にスゲェー!と叫びながらファイトする
近くのH氏がネットを持って来てくれて私の腰に差し込んだ
そして私のファイトを見ながらデジカメを取り出しシャッターを切る…
ヒット直後はすぐに手前まで寄せれた
恐らく、シーバスも何が起こっているのか判らなかったんだろうと思う
ようやく理解したのか? 本能だったのだろうか?
首を2、3度振ったかと思ったら渾身のスパート
ドラグは止まらず、ずーっと鳴りっぱなし、、、
ゆうに40mは走ったと思う。
ナカナカのファイターで何度も手前まで寄せるのだが走れば数十メートルは平気でスパート!
ド級のシーバスをたくさん獲っているH氏は目が良いので重要な事に気が付いてくれた
「ルアーがお腹部分にスレてヒットしてましたよ!」
この言葉で戦々恐々と凍り付きそうになる…
何故なら良い所に刺さっていれば問題無いが皮一枚だったり、少しでもフックが伸ばされればそれが即バラシに繋がってしまうからだ
とにかくフックを伸ばされないようにドラグを調整しながらファイトする事になった
結局、最後まで腹も横になる事のないまま、抵抗した奴を無事にランディング♪
ゴロタ岩なので正確なサイズは判らないが簡易的に計測したら90は超えていた・・・
8mのストリンガーに繋いで余韻を残したまま、次を狙う
今度は湾人飛極125Fゴールドグリーンで56cmの検量サイズを追加したがタイムアウトになってしまった
早速、さきほどのド級を正確な検量と報告をする為に計測した!
94cm ≪叉長90cm≫ 7.0kgに達成感を感じれた
初めてこのようなサイズを見る事になった初心者の方もド迫力なサイズを手にしてそしてリリースまで付き合わせたが僕と同様に興奮していた。
あくまでサイズなどは結果論に過ぎないが今日だけは狙って出せれそうな環境もあった
こんな勝負の掛かった日に、狙い通りを超えたサイズを出せれた自分を誉めるのでした(笑)
宜しければ『Salty3月号』で発見して下さい!
最後に一緒に闘ってくれ、祝福してくれた仲間に感謝したい・・・
ありがとう!
ロッド:UFMウエダCPS902EX-TI
リール:セルテートRカスタム2500
ライン:東レ スーパーエギング1.2号+バリバス20lb
スナップ:はちのじスナップ
ルアー:HUMPグース125F レッドヘッド
湾人飛極125F ゴールドグリーン
一撃の松・・・・・必殺!!!一撃ルアー