相模川のランカーシーバス 90.5cm

落ち鮎パターンももう終わりが近づいている。

そろそろ次のパターンの様子を見ておきたいところ・・・。

昨年の秋は河口部が大きく開いていたので海と川を行き来するベイトも数多くいたけど、

今年の河口部は例年通り川幅が絞られていて、海のベイトは海、川のベイトは川、

というように海川を自由に行き来するベイトの数は少ないように思える。

去年同時期に90UPを釣った時のパターンは川の中で海のベイトを狙う!というものだった。

(ベイト名は伏せさせてくださいませ)

ただ今年は数の少ないその海ベイトに絞って狙うより、数種類のベイトが混じるような場所を狙った方が大物は出やすいのでは?

と考えていた。ベイトの状況観察をメインとした釣行、自分の中で今回の釣行テーマはそんな感じだった。

干潮から上げに入った川辺に立つと、まず目に付くのは水面のボラ。

どんなサイズのシーバスも捕食しやすい丁度良い大きさのボラが水面を飛び跳ねている。

ポイントへの道中ではお目当てのベイトの痕跡は見つけられなかったけど、とりあえずルアーを投げて探ってみる。

上げ潮で川がゆっくりと逆流し始める。まずは挨拶代わりの50cmのシーバスが出た。

ちょっと場所を外しているのかな?

上流、下流の遠くの水面を見回していると・・・

『ピチャ!ピチャ!!』 と水面のボラが二手に分かれた。射程距離だ!

しかしシーバスがベイトを追いかけ回している様子はない。静かに、そして確実に捕食するチャンスを伺っているのだろう。

まず1キャスト通すが反応してこない。

2~3分時間を空けてもう1キャスト・・・

ベイトが二手に分かれた位置から数十cm流芯寄り、充分に助走をつけてルアーを潜らせてからのピンポイントでターン・・・

『ガスン!!』

喰った! 水面に顔を出すまではそんなに大きくは感じなかったけど、水面に出た途端に特大のエラ洗い!

意外と大きい! 慎重なやり取りで寄ってきたのでフッキングの具合を確認するためライトで照らしてみると

イメージよりかなりデカイ!・・・っていうか長い!

 

そのままズリあげると2008年4本目、この秋では3本目の90UPとなる90.5cm!

状況観察を目的とした釣行だったが、いきなり本番を迎えたって感じでビックリしました(笑)

でもこのサイズが口を使ったってことは読みは当たっていたのかな~と思います♪

0812085-1

Report・・・Sand Walker K