湾奥干潟のランカーシーバス 91cm

この日は前日の強風がまだ残っている状況で濁りもかなりきつかった。

釣りはいつものようにサンドバーからブレイクに出て、そこから潮位が下がるのに合わせてブレイク沿いに釣り上がるやり方。

まずは正面のブレークで40UPを2本 そのあとブレーク沿いに釣り上がるが反応はイマイチでショートバイトが2回ほど。

同行した仲間も渋い状況に手を焼いていた。

約300mほど釣り上がり地形変化のある本命ポイントに到着。

ここで出なければもう諦めて偶然の1発を待つしかない 時間も下げ止まり1時間前でちょうど食いがたつ時間だ。

期待を込めて1投目 「食うならここだ」と思える場所をルアーが通り過ぎた次の瞬間、小気味よいアタリ 反射的に合わせを入れてリーリング。

当たった時は「狙い通り しめしめ」と思ったが手ごたえが悪く鰓洗いも軽い 揚がってきたのは50UP・・・。

この後も同じポイントを攻めるが反応はない。

反応がない時は移動するかルアーチェンジ この日の状況からして移動してもあまりいい結果は出ないような気がしたので「本命ポイント」で粘ることにした。

ルアーは自作(アワビの粉仕様)にchange。

狙いは同じブレイクの切れ目。

ルアーチェンジして3投目凄く小さいあたりが「コツッ」とでた 合わせを入れると「ズシッ」と重くなる。

一瞬根掛かりかと思ったがリールは巻ける。ただ重いだけ 「エェ~ エイか?」ヘッドシェイクしないぞ~。

でもエイにしては引きが変だ とりあえず仲間のKenさんが傍にいたので「ヒット~ サイズアップだ~ 65くらいかな~」と叫ぶ。

そのあと5m先まで一気に寄せたらここで初めて鰓洗い 「うむ 頭がでかい 70は楽にある」とkenさんに訂正。

そしてここから先が長かった。

1度だけ浮いた後は潜りっぱなし とにかく下に下に突っ込んでゆく 元気一杯だ。

フックの掛かりが見えなかったのでとにかく慎重にと思っては居るが、あまり慎重になり過ぎて時間を掛けるとバレルような気がして怖い。

ただこの魚はそんなことを言ってられるほど甘くないし主導権をこちらに渡してくれない。

少し強引に巻いても巻いた倍以上ドラグを出すし 魚にあわせて自分が廻り込んでも突然逆に振ってくれるし。

とにかく手強い それでも少しずつ魚を浮かせて空気を吸わせることが出来るようになってきた。

私の尋常ではないやり取りに気づいてKenさんも助けに来てくれた。

ここで一気に巻いてランディング・・・が失敗 フックはテールフック1本だ ん~怖い~。

2回目のランディングはリーダーを持ったところでkenさんが大きな頭を「羽交い絞め」状態にしてくれたのでグリップをすかさず打つ。

オーシャングリップを打った後フックが外れた。間一髪セーフ 良かった良かった。

Kenさん ありがとう 助かりました。

この魚が捕れたのは「仲間」のお陰だと心底思っています。

今年ランカーもしくはランカーに近いサイズを捕っていないのは仲間内では私だけでした。

そんな私にみんなが「釣らせてあげたい」と思ってくれたお陰だと理解しています。

本当にありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

次の目標は・・・メーターoverは「夢」にしておきましょう

次の目標は同行した全員がランカーgetです。

タックル

ロッド・・・モアザン モバイル90
リール・・・08バイオマスター2500
ライン・・・ファイヤーラインEXT20lb
リーダー・・ファイヤー専用ナイロン22lb 70cm
ルアー・・・自作(アワビの粉仕様)90s

うえむら・・・熱闘 中年アングラーが行く 陸っぱりシーバスin千葉