マゴチを釣った翌週にガロン13をロストしてしまいくじけていました。
立ち直るのに時間がかかりました。
それでも何回かこの場所に釣行したのですが、釣れないということの確認だけでした。
夜勤前の釣行です。
先行者もおらず、「咳をしても一人」・・・月明かりと波の音だけです。上げ五分の環境でスタートです。
先発は、セラ ゼファー チャート 漂うシンペンの先駆け的なウッドシンペンです。 波に巻かれすぎているのか、反応は、得られませんでした。
次は、プエブロ マグブル アルミホワイトナイトですが、表層をちゃぷちゃぷぷりぷりと引きます。 この泳層からも反応がありません。
飛距離がほしいのと表層皮一枚下のレンジを狙うべく、ザウルス ニューシートプス 135F 渥美メロン(リップを削り、目、腹、側面にバイトマーカーを書いてます。)を大遠投です。(このころには上げ7分ぐらい。)
ニューシートプスとブラックフィン94とのコンビは、波の裏までかっ跳びます。
ラインスラッグをとってラインを張り、流すようにする。
東から斜めに流れる払い出しと手前から走る離岸流がぶつかって西に流れたあたりで
コッ!
合わせを入れた瞬間に・・・
ゴバババシュッ!
全身が見えるほどのテールウォーク・・・
強烈な引き込みでドラグが出ます。
ゴバババババッ!
寄せられません(笑)!
また鰓洗い・・・
何回、飛ぶのだろうか・・・
いままでのランカーサイズの魚と条件が違うのは、浅いエリアで魚をかけたので「水中鰓洗いの法則」ではない。
鰓洗いをすると、海面に出てしまう。
月夜のため、すべて見える。
魚からプレッシャーをかけられます。
以前のロッドでは、ここで綱引きになり、ラインにテンションがかかってブレイクすることや口切れ、フックの伸びを起こしてしまうところかもしれませんが、ブラックフィン94の綺麗な弛みがうまく緩衝してくれます。
以前は、「グッグッグゥッ、グリッ!」とロッドが一回の引き込みに対してすぐに戻ろうとする感じでしたが、ブラックフィン94は、常に一定のレベルでしなやかに曲がります。
魚の引き込みに追従してくれるしなやかな感じです。
それでいてバット付近までよく曲が・・・
これは危険状態ではないのか(笑)?
注文する前に上州屋のイベントで開発者から「どこまで曲げられるのか、どこからが強いのか。」・・・ロッド、リール、ライン、リーダーを装着した状態で引っ張らせてもらって体感して・・・確かめて購入しているので安心です。
やっと寄せてきた魚の大きさにびっくり・・・
デカい!
ビビる(笑)。
ガバババババ!
まだまだ元気(笑)!
月明かりで完全に私の気配が相手に伝わってしまっているのか・・・赤いライトの不可視効果がありません。
暴れる魚体は、ロッドを片手にコントロールすることができないので弱るのをまちます。
五分ぐらいしたころか・・・程度の良い波がきたので・・・
最後はあっさりとネットに入ってくれました。
鱸 94cm 7.5kg!!!
ザウルス ニューシートプス135F 渥美メロンです。
ブラックフィン94で釣り上げた初めての鱸は、とんでもなく大きい魚でした。
今年は、ボガグリップで挟もうとして3回逃げられてるので使用しませんでした(笑)。
ロッド: ザウルス ブラックフィン 94 改
リール: ダイワ セルテート 3012
ライン: 東レ シーバスPE パワーゲーム 1.0号
リーダー: サンヨーナイロン ナノダックス ショックリーダー 20lb
ルアー:セラ ゼファー チャート
プエブロ マグブル110 アルミホワイトナイト
ザウルス ニューシートプス135F 渥美メロン
ネット: 昌栄 黒羊 4.6m
Report・・・gallon-13 潮風に誘われるブログ