大分のランカーシーバス 92cm、91cm

今回、以前から目をつけていたポイントに行ってみることにした。
というのも、今回は釣りに割ける時間がかなりあるので、久しぶりに本腰をいれて狙う事ができるからです。

時間に追われる事無く釣りが出来る。なんて素晴らしいんだろう(笑)
これはとても嬉しい。

そして、ここの新規ポイントに来るのは2回目。
以前来た時はかなり好感触だったので、時間があり来れる時に答えを出しておきたい。

ここに来るにあたってシステムを組み直すついでにラインも号数を上げて巻き替えてきた。
足場が悪く、カキガラの付着したストラクチャーが多いのでドラグで獲るのが難しい為に、PE2号、リーダー40ポンド。
秋みたいなタックルだけど、これなら余裕でしょう。

上げの時間帯。風は寒波の余勢で冷たく吹いている。

色々なファクターを考えても、今の時期この場所であっているはず。

まずはレアをキャストする。

40Mほど沖にはくっきりと潮目ができている。

もう、ドキドキワクワクしながらリトリーブ。

デッドスローでリトリーブして、数投目でコツとあたったけど、バイトかどうかは分らなかったので、もう一度同じコースをトレースしてみる。
それから数投後、また同じような感じでコツリと何かが当たる。
ルアーがベイトに当るのとはちょっと違い、ショートバイトな感じ。

もしかしてリップが邪魔なのかな?

そう思いサスケ裂波に変えて、もう一度同じコースを引いてみる。
ちなみにシンペンを入れたケースまるごと家に忘れてきた(笑)

するとこの選択が大正解。

さっきのコツンとあたったポイントで喰ってきた。

60くらいかな?と思うような引きしかなかったんだけど、街灯りに浮かび上がった魚体は意外と結構な長さがあったので、沖に走られる前に無理やり取り込む。

ガリガリの92センチ。今年初となる90オーバー。

面倒くさがらずに来てよかった(笑)

このまま単発にはしたくない。
セイゴ、フッコクラスでもいいのでこの場所でまだ出したい。
じゃないとこの場所で合っているとは到底言えない気がする。
1尾獲り、何故か焦り始める(笑)

しかし答えは早かった。
アップにキャストしたサスケがヘッド位置を変えた瞬間、今度は明確なバイトがロッドに伝わる。

ジージーとドラグを出していくけど、オープン側へと走ったので、一度鱸のランが止まるまで待ち、そこから寄せにかかる。

これがまたかなりの大物。

最初の92センチの奴と比べてもはるかに引くし、エラ洗いを一度もしないのでもしかしていったか?と思ったけど、メーター越えはならず。

これも90オーバー!91センチ。

こっちの方がコンディションが回復していてかなり引いてくれた。

短時間で90オーバーが2本出たのは久しぶりのことなのでかなりうれしい^^
まだ居るはずだと、何故か確信めいたものがあったので、そのままキャストを繰り返す。

それから数分後、奴がサスケを吸い込んだ。

喰った瞬間に一度だけエラ洗いをした。
でかい!
今度こそいったかもしれない。さっきまで獲った2尾よりもでかい。

エラ洗いをした後、意外と足元まですんなりと寄ってきた。
ルアーもガッチリと掛かってるっぽい。はっきりとは見えないけど、近くで見るとやはりでかい。。。
このまま無理やりズリ上げよう。

そう思った時、いきなり反転して走り出してしまいガンガンドラグを出していく。
今回もまたオープン側へと走ってくれた。
だけど先ほどの奴よりもドラグを引き出す力が半端じゃないので、身切れしないようにドラグを少し緩める。
このとき何故か弱気になり、取り込めそうに無いな~とか思ってた(笑)
それほど引いた。

ガンガン走られ、かなりラインを出されたけど、少しずつ少しずつ寄せてくる。

寄せては走られを繰り返して、やっと近くまで寄せることができた。
足元で見ると、やはりデカイ!!!

見た瞬間、まじめに手が震えた(笑)

やっと寄せたのにまたも走られ、今度はストラクチャー側へと突っ込む。
これは自分のタックルを信じてドラグを止める。

しかし、ブン・・・という感覚を残してばらしてしまった。

フックを2本も伸ばされてました。

強引に止めるよりストラクチャーを交わす方に賭ければよかった(泣)

この一戦で汗びっしょり。
しかし春鱸でもデカイのは良く引きます。

代えのフックを持って来ていないのでサスケはここで戦線離脱。

よく頑張ってくれた。

別のルアーを一通り試してみたけど、何か違う気がする。
まだ鱸の気配はするんだけど、手持ちのルアーにはやはりバイトしてこない。

ウデもパンパンだし、手持ちのルアーではヒットまで持ち込めないので今回はここでストップ。
今日逃した奴は次に時間が空いた時の楽しみにしておこう。

アキヒト・・・KaleidoScope