先日釣友のひっしゃーまんがキャッチした97cm。
もちろんそのサイズを狙って釣行を重ねてきた僕もひっしゃーまんがキャッチしたその魚に触発されたのは言うまでも無く、同時にその1尾が僕にとっては大きなチャンスとも思えたのが事実だろう。
奇しくも今年の地元河川は状況は厳しく、自身目標としている「1年に1匹のメーターオーバー」は厳しいと感じ、そのM点を超えの可能性に近づく事の出来る90クラスさえも今年は諦めかけていた。
90オーバーの壁は努力や技術だけで手に出来るものでは無い。むしろ運さえも味方に付けなくてはキャッチ出来ないと考えている。
しかし初のM点越えを果たしてからの4年間、その短いチャンスを物にしてきた経験は自信となり無謀とも言える「1年に1匹のメーターオーバー」と言う目標を立てる事が出来た。
無論その目標は自分をフィールドに向かわせ奮い立たせる物でも有り、僕がシーバスゲームを辞めるまで続く永遠とも言える目標。つまり終わり無き挑戦なのだ。
一昨年、昨年とM点を超える事は出来なかったが、僕の狙い方やタイミングが間違って無かったと思える充実感有る結果は残すことが出来た。それが全ての答えとは言える訳では無いが、少なからずそのチャンスに最も近い可能性を感じている。
ひっしゃーまんがキャッチした97cmの3日前、他の釣友が104cmをキャッチしたと言う情報が入った。僕の考えが正しければ、メータークラスのシーバス(タイリク)は単体では無く、ある程度まとまった数で河川に入ってきて、直ぐにまた海へと出ていく。つまり最低でも1潮のうちにそのサイズをキャッチしなくては、今度はいつ河川内に入ってくるか分からないと言うわけだ。
その短いチャンスの次期が露の今時期、河川のが淡水にあふれる時期となる。そのチャンスを毎年必ず集中し釣行に挑んでいる。
そのチャンスの到来を予感させたのは僕自身のバラシからはじまった。ジップベイツZBLシステムミノー123Fプロトのテストで、明らかに90UPと思えるサイズをラインメンテ見落としによりアワセ切れ。その時点では誰からも大型シーバスもキャッチ情報は入って無く、もしや・・・と予感はしていた。
その次の日に104がキャッチされ、3日後にはそのチャンスを確信させるひっしゃーまんにより97cmがキャッチされた。
仲間の自己記録達成は本当に嬉しく頑張ってフィールドに通っていた彼に感動さえ覚えた。そして同時に自分への刺激となり燃え上がらせ、「今がチャンス」と確信させた。
4年前から感じているメータークラスの行動範囲とルアーに口を使ってくるパターン。もちろんポイントの絞り込みも出来ている。
そして今年1発目のM付近クラス96cm。ウエイトはオーシャングリップ振り切りにより解らなかったが推定8~9キロ程だろう。
恐らくタイリクスズキだと思うが、実際の所はDNA鑑定してみなければ解らない。
しかしそんな事は僕にとってはどうでも良い、ただメータークラスのチャンスを物に出来た事に意味があり無謀とも言える目標をまた今年、来年と持てる自信が付いた事が僕にとっては大きな事なのだ。
もちろん目標には4cm足らないが、その目標は年内中続き僕の足をフィールドに向かわせる。そしてその気持ちにさせてくれた魚に感謝あるのみでる。
「タックルデータ」
ロッド:ダイワ、ラブラックス86ML
リール:ダイワ、セルテートRカスタム2500
PE;バリバス、アバ二シーバスPEマックスパワー 1号
リーダー:バリバス、VEPリーダー25lb
ヒットルアー
ジップベイツ:ZBLシステムミノー11Fタイダル、ミストイエロー
Report・・・ガタピン ガタピン取扱い説明書2