北九州のランカーシーバス 102cm

仕事が予定より早く終わり、以外にも出れる時間が出来た、と言うよりも知らぬ間に創ったのかも知れない。

出れる時間は、少しだけ取れた、2時間後までに帰宅の約束で、近場に出ることに決定。
近場なので、移動時間は、往復20分も掛からないので、実釣1時間半くらい有る、そして、このタイミングならあそこは、どうかな?と考えて車を走らせる。

途中河川上流部のベイトを確認、ちらほら居るのは、確認できた。

やはり、あそこしかない。

何故か、無性にその場所に入りたくなった。

車を止めて、支度をすませて、ロッド片手に、タモ背中にからって現場のテトラの上に、サッとに下りた。

人工的に創られた、壁が常夜灯の明かりを遮り、シェードが出来ている
そこを抜けると、流れの変化がある。
しかも、良い流れが入ってきているではないか。

”眼を閉じて一つの事を思い浮かべた”

相棒が前に教えてくれたこの場所での、魚の出し方!
連続ジャークして流れに乗せる。

その時、相棒は、シンキングタイプだったのだが、あいにく僕は、同じものを持っていない。
ルアーボックスを確認して、一つのルアーを手にした,ラパラX-RAP10
しかも、明るい場所なので、カラーは、ナチュラルカラー
これなら、いけるサスペンドだが魚にアピールするには、最高のルアー。
そして、細かくジャークするには、抜群の、操作性を持つロッドshore7、

”この時、すべては、必然だったと思った。”

開始、1投目、10メートルほど先の、闇に丁寧にルアーを投げる、河川の幅が小さい為、出来るだけ着水音にも気を使い投げる。

そして、 着水から連続ジャーク。

そして、ルアーの位置を確認する為に少しロッドを立てて巻く、

その後、
再びジャークを入れた瞬間!

手前2メートル付近でコツン!?
ロッドを立てるとモゾモゾッと動いた!

掛かった!

そこで1発あわせを入れる!

ノッタ!

が・・・

ズーンと動かない!?

ん?
と思うと、すぐさま魚が走る。

左手に持ったロッドshore7が弧を描いた。

流れに逆らい魚はリールからラインを放出し、ツッ走っる。
この魚には少々ドラグが緩いようだったので、めいっぱい閉めてレバードラグに切り替える。

想像以上に曲がっているロッドを見た時に

かなりデカイのか?!

と感じました。

分かっている障害物は、大きな岩が沖にあるのと、下流側のブイだ、
それさえ気をつければ良いと思い安全なエリアで弱らせる作戦。

寄せれそうだったので、近くまで寄せて、ロッドを立てていたら下に突っ込む!
慌ててロッドをめいっぱい寝せてのファイト!
そこで、魚は、沖に走りエラ洗いしようとする、
水面に出ようとしたらレバードラグで遊ばせる。

走りに耐えて巻く、そして走るの繰り返し。
ここで、ランカーの確信があったので慎重にファイト!
バットパワーを使い”ジワリ、ジワリ”と寄せて巻く。

近くに来ると急激にまた走る。
それに合わせて、ロッドが追尾くれる。
そんな攻防をどれくらいしただろう、体感時間は、5分程度だろうと思ったが、実際は、全く分からない。

もちろん腕時計はしているが、見る余裕なんて無かった。
そろそろ、揚げないとフックがバーブレスなもので、外れる可能性も考え最後の詰めだと思い強引に寄せる。

そこで、やけに魚が長いことに気づくランカーだ!
そして、不安なことに気付いた、僕のタモが45cm枠・・・・

頭から入れて魚が下に泳げば入るだろう?!
考えても、仕方が無いので、やるしかないと決心し、グイーンと寄せてレバー解除して頭からタモに落とす。

最初は、失敗でまた走るが、流石にもう疲れている様子。
再び、グイーンと寄せてレバー解除して頭からタモに落とす。
今度は、入った!

そして、この河川の食物連鎖に君臨する王者をランディング!!


102cm!!6.8キロ!自己記録更新!

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僕からすると、紛れも無くモンスターだ!!
ふと、今この記事を書いていて思ったことがあります。
この魚を釣って満足したのか?
いや、満足というよりも、どっぷりとハマった感じだ!

これこそ、人間の良く深さと感じる、もっと大きい魚を釣りたい・・・
しかも、シーバスを、世の中には、遥か上の記録を持った方たちがいる。
それに、追いつくことも目標。

やめられない、止まらない(何か聞いたことがあるのですが。汗)
そして、満足が行く釣り。
釣れたんじゃなくて、釣ったんだ!
と思える魚を増やして行きたい。

簡単なこてではないのだが、出来てる人たちが僕の周りにも沢山いる、
早くその域に達したい。

話が少しそれた気もしますが、
同じ夢を追いかける仲間と共に情熱を限りなく注ぎ込み、いつか訪れる出会いの為にこの瞬間、同じ価値観と目標を持った仲間、そして、僕を釣りに行かせてくれた妻にも「ありがとう」と心の中で叫んだ。

心から、喜んでくれた仲間の皆様に感謝。

全てのタックルにも感謝。
そしてこの日、出合ったシーバスは、僕一人の力で出会えたことではない。
釣りを、教えてくれた仲間のみんなの力が絶大だと思う。
いや、間違いない。
こんな感動って、久しぶりだった。
涙が出そうだった。
そして何より・・・

シーバス最高!!

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【TACKLE】

Rod : BOUZ C3 shore7
Reel :TRISO SHOX(トライソショックス) 3000 LBD
Line : 剛戦RX sw 1.2号
LEADAER:VARIVAS VEP 30LB
Lure :RAPARA XRAP-10

カズ・・・・・・Pleasant daily life of Kazu~愉快な仲間達~