ここ数年、私はシーバス一筋。
私の住む静岡県東部は駿河湾に面し好釣場が多い。
魚種も多く様々な釣りのターゲットが多い中自分はここ数十年シーバスフィッシングに嵌っています。
ボウズ率激高のシーバスフィッシング。
夏場は青物オンリーになるアングラーも多い。
でも自分はボウズ上等!ボウズであっても釣りは釣り、釣れない時こそそれがデータとなり次の釣果に繋がるモノだと思っています。
釣れない時の方が多いのは・・・・何故?(T T)
さて、8月18日の夜に釣友と二人でポイントへ。
当日は風も無く浮遊するゴミも無い。
好条件なのだが、ここ数日バイトが出ていない、当日も然り。
ベイトの気配は多少有るのだが、ウグイやボラを喰っている気配すら無い。
ベイトパターンならバイト位はあってもいいのだが?
回遊していないのか?
最近釣れなくなると顕著に思う。そんな疑心暗鬼に陥り気味になる。
それでも居る!と信じて投げ続ける。
釣友を横目にルアーをもくもくと投げ続ける。
流れは効いておらず、ルアーも投げた方向から帰ってくる。
そろそろ潮が効いてきても良い頃合いなのだが、そよ風が少し沖合いで水面にさざ波を立てている辺りにルアーを着水させる。
居るならバイトが有りそうなのだがバイト無し。
ただちにルアー回収したいくらいだが、ゆっくりと足元までリトリーブ。
水面直下をウグイが泳ぐイメージ。
足元近くのブレイクエッジを通り過ぎ、リーダーの結び目がトップガイドに当たった瞬間に突然のバイトが出る。
水面が覆いかぶさるような波ができて、ロッドが曲がる。
レバーブレーキドラグが効き、フッキングに成功。
LBリールの恩恵に、あやかった感じだ。
暗闇にヘッドシェイクする魚体、シーバスなのかい?
ず太い頭が見えただけなので魚種の特定が出来ない。
以前、雷魚をこのポイントで掛けた経験が判別を鈍らせていた。
重量感はあるが、すんなり寄ってくる。
やはり雷魚なのか?
魚体を確認出来る寸前で急に引きが豹変。
ここから一気に50m程ラインが引き出されてしまった。
この走り方はシーバスである事を確信。
しかもランカークラスの可能性大!
経験からすると、あっという間にラインが引き出されるこのスピード感は、ヒラスズキの様である。
でもここはドブ川の中、ここまで入り込んでいるのか?
巻いてはラインが引き出され膠着状態。
かなりヤバい感触がロッドを通して伝わってくる。
時折カクカクとしたリーダーが軋むような感覚はルアーが外側に掛かっている事が多いからだ。
この引き応えといい時間の掛かり方は昨年の80UPのヒラ以上。
数年前の自己レコードの94cmに匹敵する。
開き直り、ゆっくりではあるが少しづつ距離を詰める。
ようやく姿を現したのは紛れもないヒラスズキ!しかもランカー。
友人にネットのサポートをしてもらいようやくランディング。
オーストラリアのバラムンディーやアカメとダブって見えてしまうような魚体。
シーバスフィッシングの経験は長いがやはりこの大きさになると中々お目にかかれない。
大きさや体高のデカさもあるが、なんと言ってもこの重量感!
手がプルプル震えるくらい重い。 どのくらいあるのだろ~
検測中も心が高鳴る。
実測では全長92cm 重量8.9kgのヒラシーバス
公称 90cmの久々の90cm超えシーバスです。
ランディング時もデカく見えたが陸に上げても迫力のある魚体に興奮。
そして記念のブツ持ち写真。
ニコニコ?しているが内心、重くて腕が痛い!早く撮影してくれ!と言わんばかりでした。
タックルデータ
ROD エバーグリーン ゼファーアバンギャルド AZAS-85
REEL シマノ エクスセンスLB C300HGM-SS
PE ラパラ ラピノヴァ16LB
LEADER クレハ グランドマックス 2.0号
LURE ima SCARECROW75S
By papakid
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