久しぶりに海上保安庁のヒトと沖でお話をしてしまいました。
あまりに天気がいいので、航行途中の芝浦の船だまりでお昼寝でも・・・ということで、ゴハンを食べながらゆらりゆらり。すると角を曲がるなりいきなりこっちに向かってくる船1隻。
横っ腹に「海上保安庁」って書いてあるじゃないですか。
その昔臨検にあったときはそれはそれはでっかい船が近寄ってきたので猛烈な威圧感を感じたけれど、今日のお船は「へ?カイジョウホアンチョウ??」って感じの船。でも船が大きかろうと小さかろうと同じ権力を持っているわけだからそれなりにドキドキするわけです。
すると身の回りの状況を確認するまもなく横腹に付けられ、「船の書類を拝見します」ときた。
これまた身の回りの状況を確認するまもなく玉網を差し出され、身の回りの確認をするまもなく書類を投入。身の回りの状況を確認するまもなくライフジャケットを見せろと言われ、身の回りの確認をするまもなく信号紅炎の確認・・・・アッというまのできごとでした。
書類のチェックを受けている間、海上保安官と、ん?海上保安庁のヒトは海上保安官っていうのかな、どうなんだろう・・・と話をしてみると、近頃は事故が多いそうで、また密入国の問題からなのか外国船の特に大型船には自船の周囲にそれぞれが不可侵なテリトリーを持っていて、そのエリア内に進入すると良くないことがおきるとか・・・って、さっきシーバス釣るとき大型船の近くに行ったよな??それじゃやっぱり通報じゃん。どうりで角を曲がってからまっすぐこっちに近づいてきたわけだ。
私の場合海に浮かぶのは仕事ですから、書類、法定備品など当然なんの不備なく臨検は終了。
これがもしも免許不携帯とか検査期限切れなんてことになったらと思うとそれなりにぞっとしてしまうのでした。