いい年になってきたのでガン検診などを受けてみた。
前日の夜9時以降は何も食べてはいけないよ。
前日の夜9時以降は何も飲んではいけないぞ。
とか、
検査日の5日前から2回、このビンにウンチを取ってきてね。
と、事前準備が必要な検査。
胃と腸が対象です。
胃ガンは日本人の中では最も多いガンと言われ、「全国ガン罹患数」(93年)によれば、全ガン罹患数は44万49人のうち、胃ガンは9万7922人。結腸ガンの5万3309人、肺ガンの5万434人を大きく引き離し、1位となっています。
また大腸ガンも欧米では肺がんに次いで患者数が多いとされており、油断はできません。
そんなこんなでウンチは順調に取得して瓶に入れられ、食事も前日の昼飯を最後に超空腹のまま検査に挑みました。
検査会場でウンチを手渡しする相手がきれいな看護士さんだったので、ほれほれ触ってみ?的な気分にはどうしてもなれず、 少し恥ずかしかったなぁ。もうちょっと振る舞いに余裕が欲しいなぁ。
さて検査。
大腸ガンはウンチをきれいな看護士さんに手渡しするだけでとりあえず終了。胃ガンの検査はバリウムです。
発泡剤を飲まされ、続けてウワサのバリウムを飲みます。ま、味はまぁまぁでしょうか。マックシェイクとどっこいどっこいです。
レントゲン室の中にある宇宙船のカプセルのようなモノの中で横たわると、どこからともなくマイクの声が、
「はい、右回りで3回ごろんごろんしてください」
かなり辛いです。
これだけでさっそく息切れです。
「まだ食べ物のカスが残ってますね、あと3回ごろんごろんしてください」
けっこう辛いです。
もはや限界です。
その後、「右を上にして!」だの「左を上にして!」だの、さらに3回まわされたりしてワタクシ汗だくの検査。カプセルごと上下左右に動かされるもんだから、頭が下の逆さ立ち姿勢の時には拷問?とさえ思いました。
結果は3週間後。
果たしてどうなることやら。