それにしても山梨は素敵なところだ。
古今東西さまざまな狩りモノをしてきたが、このサクランボ狩りほど興奮のるつぼと化す狩りモノはなかったのではないか。
過去にイチゴ狩りで202個という大記録を打ち立てたことは記憶に新しいか?が、ふだん滅多に大量に口に入るものではないサクランボ。サクランボ狩りにいくと当然のことながら見渡す限りサクランボである。
しかも食っても食ってもなくならない。
高いところの方が密度が濃いようで、甘い木そうでもない木と様々なもんだから、片っ端から登って食べた。
前記のイチゴ狩りのときはヘタの数を数えて数を確認した。サクランボ狩りならさしずめ種の数というところだろうが、食べているうちにどうでもよくなってしまった。右も左も上も下もぜーんぶサクランボである。甘い木を見つけたら「この木は俺のモノだ」ぐらいの勢いで食べ続けたが木一本どころか、太い枝1本分も食べられなかった。
おかげで併設してやっていたバーベキュー、用意した肉が全然減らなかったのは言うまでもない。
食べ放題と言う状況にめっきり弱いNovでした。