週末に行った茨城の雑木林で一人の少年に出会いました。
東京にはいないピュアな少年。ジャイアンを筋肉質にしたみたいな小学校6年生でした。
一つのポイントでかち合い、先を争うように奥へ(笑)。長袖長ズボン、首巻きタオルにおっかなびっくりの我々とは対照的に、半袖半ズボン、顔面にクモの巣がかかってもおかまいなし。木の根もとは素手で掘り返し、どんな藪にも躊躇しないで踏み込んでいく様はまんま野生児でした。
うちの子供達のビビリ具合が情けないったらありゃしない。いちばんのビビリーはボクでしたが。
捕ったクワガタをあっさりとボク達に差し出し、「ここらで見ない顔だっぺ。どっから来たんだぁ?」と。
東京から採りに来たんだよ。って行ったら、「東京か~~いいなぁ~~東京サマーランドとか、あるんでしょ?いいとこだなぁ」って。ちょっと違うけど。
ボクからしたらキミが羨ましい。
子供をこんな風に育てたかった。