町中に鳴り響く救急消防のサイレンで目が覚めた。
大きな通り沿いの部屋なので窓の外をサイレンが通り過ぎるのはよくあることだが、それが10台以上ともなると
「タダゴトデハナイな」
と思う。
以前タダゴトデハなかったときはでっかい工場が丸ごと燃えていたし、も一つタダゴトデハなかったときは、川があふれて道路が川になっていた。
では今回はどのくらいタダゴトデハなかったかというと、都電どうしが衝突事故だった。いわゆるちんちん電車というやつですね。それも見に行くにはちょっと遠いのでＴＶマンの友人に電話して聞いた。
さすが報道をやっているだけあって、その友人は開口一番「あ、それ都電がぶつかってるから。」と教えてくれた。地元のワタクシより情報が早いんですね。
ちょっと外に出てみると空にはヘリコプターがたっくさん飛んでいるし、パトカーおよび消防、救急車はひっきりなしに走っていくしで、通りにはナニカシラナニカシラというひとがあふれていた。まだテレビでは発表されていないことなので皆知らないわけだ。でもボクだけは知ってるわけだ。
やはり情報。
情報の早い人のカチである。
ありがとネ！
