北海道のアオリイカ

ものの本によると日本におけるアオリイカの北限は北海道の石狩湾と書かれており、貸し切りエギング大好き派としては釣れないリスクを背負ってでも周りに誰もいないところでしゃくりたい！の願いを込めて一路北海道へすっ飛んできました。

ジメジメの梅雨には梅雨のない所に行くのがイチバン！さらに毎年6月にはメーカー主催のエギ王決定戦なるものも行われており、こちとら房総の海で1年中結果を出しているんだから水温上昇中の南北海道あたりならそろそろアオリも活性付くでしょ！・・・と安易な考えで北上。あとでよく読んだらその大会はヤリイカ狙いだったのでした(>_<)。

さてこちらは小樽北堤。北海道エギングのメッカとして有名なメジャーポイントの一つですが平日と言うこともあり見事貸し切りです。

貸し切りの場所においてもたらされる結果としては、イカ、いない。もしくはムフフの爆釣のいずれかということになるのですが、キャストしたエギに触ってみると悲しいぐらいに冷たいです。

何度かヤリイカ？マメイカ？らしきコンタクトがありましたが、この日釣果に恵まれることはありませんでした。まだシーズンが早いんですね。ということで9月頃の再来道に期待して、気持ちをあっさりメシメシ方面に切り替えです。

小樽と言えば海の幸。はるばる小樽まできてモリモリのウニ丼イクラ丼を食べない手はないではないか。と、ここで一考。それぞれのモリモリ丼を1パイずつというつもりでいましたが寄せる歳の波にはかなわず、ハーフ＆ハーフで注文。

さらに別料金で具をモリモリにしてもらって満足のモリモリ丼と相成りました。

寄せる歳の波にかなわないと言いながら、店から出るとすばらしいソフトクリームを発見。

ソフトクリーム教信者のわたくしとしてはコレを食べないわけにはいきません。ラベンダー、牛乳、夕張メロン、厳選イチゴ、チョコレートの5段ソフトクリーム。全国各地の道の駅並びに有名無名土産店でその味それぞれのソフトクリームを堪能してきましたが、これは最強。堂々歴代No.1に君臨です。

さらに隣の店で焼きたて活ほたてバターを1枚。

さらにもう一軒となりで晩酌のつまみに花咲ガニをトランクに詰めて一路空港に急ぐのでした。

空港に着くと不思議なことにもう腹がへってきたのでコレ幸いとばかりに雪あかりのミソバターコーンラーメンを完食。北海道のラーメンはその水のせいかとっても旨いです。そして最後の課題はじゃがぽっくる。通常午前中の空港内でしか入手ができないといわれる希少なじゃがぽっくるですが、偶然見かけたカルビー段ボール納品台車の後を付けることでさらに希少な夕方納品のじゃがぽっくるをみごとに獲得。

釣りに来たんだか食べに来たんだかわからない旅は静かに終わりを迎えるのでした。