さらに南房総のアオリイカ

翌日の凪がいいと出かけてしまうようになった。その昔、シーバスの舞台では潮が良いと帰ってこないと言われた。今度は風だ。潮は関係ないところがもはや病的ですらある。

深夜1時、現着。
空には満?月。月が海面を綺麗に照らしている。凪の海。至福の時だ。

FMラジオからお気に入りのラジアンリミテッドが流れ出した。ラジオシャークで録音しているとはいえ、やまだひさし氏のトークに聞き惚れてしまう。でも睡眠時間が欲しい。明日の爆速の更新を笑いながらやるために楽しみは取っておくことにして、眠りに落ちる。

・・・

5:50 日の出とともに出航。
北の風、風速7~8m(泣)。北風には弱い海域。波が立つ。うねりも入っている。水深8~9メートルまで見える澄潮。

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6:03 ストラクチャー絡みの水深13メートル。良い流れが入っている。第一投目からHIT。300g。

同時に風が上がる。都合、1流し1キャストしかできなくなる。カウントダウンしているうちにストラクチャーは遙かかなた。エンジンは掛けたくないしロープが気になってアンカーも打てない。なんども寄せるうち1.5kw出力の振動子が発するカチカチ音も気になりだした。恨めしいけど移動。

水深12メートルのオープンエリアへ。今日の仮題はココ。釣れると聞いているが信じる気持ちが足りなくていつも粘れない場所。ならば今日はとことん粘ってみる。果たして凶とでるか吉と出るか。

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7:48 出た! 200g

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8:04 よし! 300g

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8:09 続けて 300g

連発ポイントに止まりたいがこのころ風速おそらく10弱、うまく止まれない。
同じラインを流しているつもりでも結果がついてこない。周辺に何もないので山もたたぬ。きっと微妙にズレている。

試行錯誤の1時間半。ようやくハマった。

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9:40 350g。

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9:52 300g。

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10:16 こいつはよく引いた。500g。

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10:30 250g。

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10:33 250g。

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10:35 200g。

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11:07 500g。こいつはいつまでもエギをかじっていた。音が恐ろしい。

ここで得意の下げはおしまい。急に喰わなくなる。

移動しないで粘ればまた時合いが来るのだろうが、その時までモチベーションを保つのは無理。「あっち行けば食うかもよ??」と移動悪魔が囁く。こんなとき僚船がいればいいのだが、僚船はおろか見渡す限りだれもいない。今度、どなたか一緒に出て情報交換しましょう。

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11:47 やっと200g。

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13:20 500g。

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13:46 400g。

釣果に回復の兆しが見えるがやっぱり上げは難しい。続かん。
この頃吹き荒れていた北東風がぴたっと止む。チャンス!とばかりに動くがものの数分で東強風に変わる。帰航の向かい風。もう上がろう。危険。

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14:58 400g。帰り際の保険場所で1ハイ。合計15ハイで撤収。

今日はとことん風に吹かれた。最近の予報は当てにならん。
でも得る物が多かった。とくにオープンエリアでの信じる気持ちがしっかり芽生えた。秋アオリのメソッドを一つ確立。もうすこし風が弱ければもっと釣果が伸びただろう。

そういえばモンゴと出逢わなかった。これは反省でもある。

6 comments on “さらに南房総のアオリイカ

  1. 夏のリベンジがしたいっす。。。
    こんど連れてってくだちゃい…イカ。

  2. ぜひ、リベンジしましょう。
    秋合宿でも、やりますか??
    あの、民宿で(笑)

  3. 合宿…!
    やりましょう、やりましょう!
    もち、あの民宿で(笑

  4. 俺も毎日釣りしたい♪
    いいですね合宿

  5. 合宿の件、前向きに検討してゆきましょう。
    どうせなら、もっとたくさんの人に声を掛けて大会形式にしてあのエリアの1日のイカ分布を知りたい。

  6. まずは、君のおうちで合宿します。
    早く現地に居を構えてください。

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