今日の対戦相手は強敵だ。
細糸は使うしエギには貝殻が貼ってあるしおまけにそのエギは臭う。しゃくりもまるで妖術のようだ。
その名もsawa。湾奥遊園地の主催でありその釣りセンスは並み居るボートエギンガーの群を抜く。何を釣らせても鬼神と呼ばれるほどに釣りまくり、同船者にプレッシャーを与える釣り人。強敵だ。
そんな彼とのボートエギングin岩井。
出船は満潮からの下げ直後。気温18度、水温21度。北東の風5メートル程度の絶好のボートエギング日和である。ただし大潮。これがあとで泣きの大潮になる。
スタート地に選んだのはバーバリー根と呼ばれる水深12~6の砂場のでこぼこカケアガリ。
開始直後よりポンポンと調子良く釣れる。彼も思っていたようだがこの調子なら各自20ハイは堅い展開。こちらが1ハイ釣れば彼が1ハイ。彼が1ハイなら・・・と一進一退の攻防が続いた。
ここで今日の当たりエギを無くす。いつも思うがエギングは心の釣り。鬼は己の心の中に潜む。いわゆる「ペースを乱す」というやつだが、この当たりエギを失ったココロの乱れをどう抑えるかがそのあとの展開を大きく左右する。
細糸使いである彼のスタイルに挑んでこちらも不慣れな細糸にしたのがそもそもの間違いだった。乱れたペースはしゃくり切れや根掛かりの連発を生み、結局1軍エギの4ロスト。
大潮は時合いが短い。上げ潮に変わってからは食いも渋くなり、ポイントを転々として拾い釣りの展開。
終了間際、通称ウラベー瀬で3連発。
よもや逆転か・・・と期待すると、まるで神の贈り物のような当たりエギを使って2連発で返してくるsawa氏。やはり鬼神。今日のNov、打つ手無し。完敗である。終わってみれば14対10の大敗を喫してしまったのであった。
釣り人の殺気はラインを通して水中に伝わるという。釣るぞ釣るぞ!と血気盛んに念じると釣れなくなる。今日はそれを裏付ける出来事があった。
次のイカは船上干しにしてやる!と宣言したらなんと2時間ノーバイト。このまま釣れないと干す時間が無くなるので仕方なく釣り済みのアオリイカを船上で開いて干す。岩井のほどよい潮味と北東の潮風で美味しく仕上がったよ。
ぜひ、お試しあれ。
味見希望者はぜひご一緒しましょう。
2008年11月3日 at 4:28 PM
いろいろ参考にさせてもらってます
同じ場所でゴムボに2馬力でやっているのですが
初心者名ものでぜんぜんつれません
よろしくです
2008年11月6日 at 11:36 AM
ご無沙汰しております。
あまり釣果がさえないもので。。。
是非とも味見したいのでご一緒させてくださいませ
2008年11月6日 at 5:10 PM
コメントありがとうございます。
どのメーカーのゴムボなのかなぁ。
現場でお会いできたら情報交換したいですね。
ボクはまだまだヘタクソなのでお伝えできるテクニック云々というものはありませんが、手分けしてエリアを探ることはできると思うのです、ハイ。
よろしくお願いしますm(_ _)m
2008年11月6日 at 5:56 PM
コメントありがとうございます。
EGING FESTIVALの準優勝ですかっっ→おめでとうございます(^^)
これはエギングのなんたるかをぜひ教えてください。
シローラモさんの釣ったイカはボクがかたっぱしから干しますからwww.
2008年11月7日 at 2:00 AM
ジョイです
いえいえ自分まだアオリ偶然一匹しか釣れた事ありません<小さいやつ>
手漕ぎが集まるあたりでカワハギ釣ってて偶然です
そうですねー釣り行った時には報告します
これから寒い時期ですががんばりましょう
2008年11月7日 at 12:39 PM
そこはおそらく一般的に中根と呼ばれているところでしょうね。
6メートルぐらいから始まって10メートルぐらいまで岩礁が続いています。
今、高崎港のレンタルボートを借りて「今、どこがいい??」って聞くと「中根がいいぞぉ」と案内されます。
外が吹いても比較的静かな場所なので2馬力には最適だと思います。
ぜひ、チャレンジしてみて状況を教えてくださいっ!