デイのボートエギングでは中だるみの時間があって、何をやっても釣れない時間が存在する。数にすれば20ハイの壁。
シーバスでもそう。80cmの壁、90cmの壁など、そのサイズを超えれば以降、たやすく獲れるようになるというアレです。ボク、90の壁は越えてないけど。
エリアは房総。あまり個体数が多くないんではないかいといわれる房総をホームに持つボクにとってはその20ハイの壁というのがなかなか超えられなくて、超えればその先の世界がきっと見えてくると信じて通っていた大きな大きな壁。
岩井・館山のレンタル船では平均一人5ハイと言われている。
今シーズンは通った。
壁を越えたくて、様々なスタイルの人に同船を申し込み、教えを請うた。
各地方の猛者にも教えを請い、自分なりに噛み砕いて難解なイカのパズルを組み立てていった。
「数はいい、型が欲しい」
言ってみたいじゃん??その前にはまず数が獲れるようにならないと。
そんな南房総戦。
北~北東の風12メートルのち7メートル、水温19.1度。水深は10メートル以浅。総合的に情報を絞り込んで、シャローと決めた。水深8でも底が見えない。緑濁り。
ポイントを絞り込むまでに1時間かかった。それまでノーバイト。
4発目。
9:13 350g
すべてアタリを取る。
送り込んでいってからの大アワセが気持ちいい。
すーーーーーーー、おりゃー!!!!・・・・・ぐぃーーーーん。
ってカンジ。
5発目。
9:38 自宅検量1020g。
こいつはいきなりひったくっていった。大型にはこのアタリが多い。
いのまた釣具オリジナルがハマった。
ここから1キャスト1イカとなる。
大きな移動をかけないので、スカリの中のイカを活かしておける。
明日もあるのでなるべく長時間活かしておきたい、というところ。
13:41 本日1ハイ目の巨大モンゴ。掛けるとショートストロークのジェット噴射ですぐ分かる。
さて、ここで19ハイ。
ご覧の通り、後半になって1キャスト1イカ状態はとっくに崩れている。
大目標を目前にしてあと1ハイが出ない。どうやっても出ない。何をやっても出ない。でも出したい。何とかして出したい。
きっとこの1時間、エギの目はつり上がり、殺気はビンビン。イカも怖がって近寄らなかったんだろう。
諦めそうになるココロ。
しかしイカの神はボクを見捨てなかった。
ごくごく小さな前アタリ。
すーーーーと送り込んで、どりゃーーーーーーー!と合わせた。
乗った!!!!!!!! (絶叫)執念の1ハイ。
喜びの記念撮影。
目標達成!壁を越えた。
たとえ風でも、いや風だからこそアタリを取っていく釣りのおもしろさ。
今日の釣果の9割は「乗せた」釣果だった。大アワセの末にどーんと乗った快感がたまらなかった。
さて、今後。
暮れに届いたアワビ本舗さんからのバックアップの知らせを受けて、来年からはエギをチューンナップしていこうと思っている。そして今までのノーマルエギでの釣果に対してさらなる高みを目指せる起爆剤になることを密かに狙っているのであった。
「次はサイズが欲しいね~」←言ってもいいよネ?師匠??
2008年12月22日 at 5:30 PM
20はすばらしいですねえ
エギのチューンは楽しいですよ 釣りにいけないときはもっぱらエギチューンをしてますから
2008年12月22日 at 9:09 PM
うらやましい釣果
釣欲max
明日かあさって
海の状況見ていってきます
なんかよいアドバイス
ありましたらお願いします
2008年12月24日 at 12:53 PM
初めてコメントさせて頂きます。
しかし、凄い釣果ですね!
私は西伊豆に相当通ったんですが、結局キープサイズと呼べるサイズは2ハイしか釣れず。。。。
で、アオリ釣行から遠ざかっていたのですが、、、また狙いたくなってきました。
今後もブログ更新楽しみにしております。
よろしくお願いします。
2008年12月24日 at 3:13 PM
出来上がったエギをなくしたら悲しくなりそうですね。
最近はハラにも貼る人がいるみたいで、
ボクもじっくりチューニングをしてみたいと思います。
2008年12月24日 at 3:14 PM
アドバイスと言えるかどうか。
「この下にはイカがいる」という信じるココロでしょうか。
ご一緒できる時があったら、一緒に信じるココロを育てましょう。
良い釣果、期待しています。
2008年12月24日 at 3:19 PM
コメントありがとうございます。
西伊豆ですか・・・今やどこの堤防もお祭り状態でしょうね。
その先の沖にある島々がおもしろいんではないかと・・・。
2008年12月24日 at 9:04 PM
ぜひぜひ
そのときを楽しみにしています