最近はどうなんだろう。体育会系に多かったいわゆる脱ぎ系の飲み会にとくと出くわすことが無くなった。と、同じ事をやはり体育会出身のボクの先輩も感じていて、彼を含めた大勢で飲んだとき、彼が寂しそうに言った・・・「最近は誰も脱がないんだよ」
自分の周りで自分がいちばん若かった頃は率先して脱いで場を盛り上げたそうだ。なんて話をしながらけっきょくその場でも脱いでしまったので単に脱ぐのが好きなのかもしれない。でもやはり最近の若い衆で脱ぐ奴は減ったそうだから、皆自分を捨てるのに躊躇するようになってしまったと言うことなのだろうか。捨てるほどの「自分」も無いくせに、だ。
するとすごい見出しを見つけた。
「エベレスト山頂に全裸で立った男」
登山協会とやらが激怒しているそうだが、8850メートルのエベレスト山頂で約3分間全裸でいたというのだからこの男も命がけだったはずである。へたすれば手足の指およびちんちんが凍傷で二度と使い物にならなくなってしまったりということも考えられる訳なんだから、この男を裸系の飲み会の大将に任命する。
以上。