メーカー ダイワ
商品名 リョウガ/RYOGA
公式ページ http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/bait_rl/ryoga/index.html
特徴 パワフルとタフネスを兼ね備えた巻き物ゲーム用ベイトリール
スペック
1016
自重255(g) ナイロン糸巻量12-135、16-100、20-80(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
1016L
自重255(g) ナイロン糸巻量12-135、16-100、20-80(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
1016H
自重255(g) ナイロン糸巻量12-135、16-100、20-80(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
1016HL
自重255(g) ナイロン糸巻量12-135、16-100、20-80(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
2020
自重295(g) ナイロン糸巻量16-125、20-100、25-70(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
2020L
自重295(g) ナイロン糸巻量16-125、20-100、25-70(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
2020H
自重295(g) ナイロン糸巻量16-125、20-100、25-70(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
2020HL
自重295(g) ナイロン糸巻量16-125、20-100、25-70(lb-m) ベアリング数12/1(ボール/ローラー)
過去の口コミ(抜粋)
名前: はいさ
RYOGA 2020H、TDジリオンPEスペシャルのどちらを購入するか迷い、結局RYOGAを購入しました。
ミリオネアSW203を3年ほど使っているため、その代替機種と位置づけています。
【ルックス】
頑丈さをイメージさせるためとは言え、なにもここまで戦車や装甲車のようなデザインにしなくても良かったのではないかと思います。
でも個人的にはけっこう好きなデザインです。
【ドラグ】
スタードラグ・ノブのクリック感と音は、なかなか良好。
あたかもスポーツカーのエンジン音や排気音のような、使う人間を高揚させるような良い響きだと思います。
ドラグが滑ったときの引き出しクリック音も、いかにもドラグが動作していることを実感させます。
【大きさ・自重】
パーミングカップ側の直径がミリオネアSW203よりも小さく、サムレストもSW203より低い位置にあるのですが、実際に握ってみると、SW203と比較してメーカーが言うほどのロープロファイル感は実感できませんでした。
・RYOGAはパーミングプレート側の円周部の角が取れていない。
・RYOGAはSW203のようなフィット感の高いなだらかな曲線を描くパーミングカップではなく、平板に近いパーミングカップ。
が原因なのではないかと思います。
SW203はRYOGAより大きいのですが、手に良く馴染むパーミングカップ形状であったことから、結果的に手のヒラが痛くならない、疲れないということに貢献していたと思います。
アフターパーツでも良いので、もっと持ちやすいパーミングカップを販売して欲しいと考えるのは贅沢なのでしょうか?
自重は295gと軽くはないのですが、SW203と同じ重さなので自分は気になりません。
【スプール】
RYOGA 約17g、SW203 約20g。
直径はややSW203が大きく、幅はRYOGAがSW203より広い。
ラインキャパシティは共に16lb125m。
RYOGAがバスタブ型スプールで、SW203がV型スプール。
RYOGAはスプールが軽量で飛距離も出ますが、V型スプールでマグフォースVのSW203のほうがキャストフィールは好みです。
バックラッシュしにくいイージーさではSW203が、ロングキャストの限界性能ではRYOGAが優れていると感じました。
【メカニカルブレーキ】
RYOGAは直径が大きく、とても回しやすい。回転時にクリックがあることも良いです。
小さい回転角で広い範囲のブレーキ調整ができるので、慣れると調整が速くて便利な反面、特に軽量なルアーほど微調整が苦手なブレーキです。
RYOGAで21gのバイブレーションをゆっくり落ちる程度にブレーキ調整しようとしたら、わずか1クリックの差で(軽く振ると落ちる状態)→(バックラッシュしない程度に速くスルスルと落ちる状態) までブレーキ力が変化して驚きました。
バス用リールの派生モデルであるSW203は、ルアーウェイトに関係なくちゃんと思いどおりにブレーキ調整できたのですが。
【マグブレーキ】
SW203はいつのまにかブレーキダイヤルが回ってしまうことがたびたびあり、その反面でブレーキ調整時はダイヤルが回しにくいという弱点がありました。
(普段は回しにくいクセに、回っちゃいけない時には簡単に回るという…。)
RYOGAでは、ブレーキダイヤルの形状が大幅に見直され、たいへん扱いやすくなりました。
最大ブレーキ力が20段階まで強化されたことも、調整範囲の自由度が高まってさらに使いやすくなったと思います。
【レベルワインド】
RYOGAはハイスピードレベルワインド搭載でPE対応をメーカーはうたっていますが、実は基本設計の古いSW203のほうがRYOGAよりもハイスピードでした。
RYOGA:ハンドル約6回転でレベルワインド1往復
SW203:ハンドル約4回転でレベルワインド1往復
最近のダイワのロープロファイル・ベイトリールはハンドル約8回転でレベルワインドが1往復するのが基本なので、それと比べれば確かにハイスピードですが、ただ単に先祖がえりしただけ?
ちなみに手元にあるTD-S 103HV(初代型)は、ハンドル約3回転でレベルワインドが1往復していました。(速い!)
【リトリーブのスムーズさ】
ルアーのリトリーブはSW203よりも確実に軽いです。
RYOGAの回転性能をシルキーと表現する人がいますが、私のRYOGAはお世辞にもシルキーとは言えず、回転音がシャリシャリとしています。
個体差かもしれませんが、念のため近日中にクレームを兼ねてメーカー点検に出そうかと思案中です。
【総評】
ジリオンPEスペシャル、RYOGAでどちらを購入するか迷いましたが、ソルトルアーでの高い汎用性を評価してRYOGA2020Hを購入しました。
ボートシーバスにおけるバイブレーションのキャスティング、マダイ・タチウオ・シーバスなどのベイジギング、東京湾口のライトな青物ジギング、相模湾のライトジギングで活躍してくれることでしょう。
10g程度の軽いルアーを頻繁に使う人、PEラインをシーバス、バスなどのキャスティングゲームで使いたい人、RYOGAの295gという自重を重過ぎると感じる人(バサーやエギンガー?)はジリオンPEスペシャルを選択すれば良いと思います。
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